底の抜けたような秋晴れの中、東京都図師小野路歴史環境保全地域を巡りました。ここは生活を保障しながら歴史環境を保全しようとするもので、特別に手を加えることは極力しないようにしています。そのため観光受けは狙ってはいませんので、大変不便で道の整…
JR橋本駅北口からバス15分で津久井湖観光センターに着きます。そこから今までは城山に登っていたのですが、今回初めて城山の巻き道となっている湖畔展望園路を城山パークセンターまで往復1時間30分ほど散策しました。道は整備され、右下に津久井湖を…
オオムラサキサンターはJR中央本線日野春駅から徒歩15分のところにあり、農村公園はその谷戸の部分にあります。稲の借り入れも済み、水車小屋もその背景の山にも秋の気配が日に日に深まっています。秋本番を待ち焦がれていたようにトリカブトやヤクシソ…
都立七生公園は多摩動物園の西に隣接した程久保地区と少し離れた南平地区とで構成されています。入口が目立たないこともあり、訪れる人も少ないようです。まして秋分の日を過ぎ、咲き終えた草花が多く、これはと思う、気になるものも少ないようです。そうは…
東京地方は、朝夕、すっかり秋らしく、涼しくなりました。芸術の秋に上野を訪ねたついでに周辺の自然観察をしました。キンモクセイが香り、西郷さんの背景には青空が雲間に広がっていました。今日の上野の自然の様子です。 (↑上の写真)左=キンモクセイ、…
今日は全国的に久しぶりに天気が良いというので訪れました。原っぱのお花畑ではコスモスをはじめ各種園芸植物が一面に咲いていました。満開を1週間ほど前に過ぎ、あと数日という感じでした。こもれびの丘ではヤマジノホトトギス、カルガネソウが、これも満…
この公園は川崎市宮前区にあります。11、6haの広さと起伏があり、散策には丁度よい広さです。秋が近づいてきたことを萩(ここではヤマハギ)の花が知らせてくれています。果実ができ始めています。まだ色づいていないものが多く、目立ちませんが、葉陰な…
台風で草花がなぎ倒される前に訪れることにしました。マンジュシャゲ(彼岸花)、スイフヨウ、オミナエシ、カリガネソウ、日本の忘れな草のシオンなどが最高の見ごろでした。今日の様子です。 (↑上の写真)左=入口、中=ヤマハギ(紅花)、右=ヤマハギ(…
サル園に併設されている野草園は穴場です。ほとんど登山道に山野草が咲いていないこの時期、ここでは花が見られます。スズムシバナが咲き、キレンゲショウマがうつむき加減に黄色の花をつけています。登山道ではヤマホトトギスがやっと花をみせてくれていま…
山手線目黒駅下車東へ徒歩9分。国立科学博物館附属の自然教育園です。65歳以上入場無料。東京ではここにしかないトラノオスズカケが咲き始めていました。イヌヌマトラノオもまだ見られます。オオヒナノウスツボやシロネなど花が見られたのは幸運でした。…
秋の気配がどことなく近づいてきているように感じます。ここ野川公園自然観察観察園では、秋を知らせるカリガネソウが咲きはじめました。また、草や木の実が色づき始めました。なお、自然観察センターは改築取り壊しのため休館中です。新規開館は未定です。…
東京は朝夕大分涼しく感じられるようになりました。ヒガンバナが街中で寂し気に咲いていました。サルスベリは依然咲き続け、ムクゲも咲き揃いました。僅かに残された雑木林のコナラがナラ枯れ病に冒されています。今日の様子です。 (↑上の写真)左=住宅地…
北アルプスの白馬岳と五竜岳が眺望できる高山植物園ということで白馬五竜高山植物園と名づけられました。五竜テレキャビンのアルプス平山頂駅は標高1515m。乗車駅とおみ駅は標高818mですから、標高差700mをテレキャビンは8分で登ります。空には…
甲府駅の北、恵林寺の北西方向、自然は豊かですが、交通不便で訪れる人も少なく、ゆっくり自然観察ができます。シモツケソウもシモツケも終わり、ヒヨドリバナ、ヒメトラノオ、コウリンカが咲き、これからは楊貴妃を呼び戻したというハンゴンソウ(反魂草)…
大滝の路は整備されていて歩きやすいです。テラスまでは大滝から15分の山道です。ここにはいろいろな山野草が咲いていましたが、ここ数年シカの食害でほとんど鹿の歩けるところにはシダ類、一部のイネ科植物以外の野草がありませんでした。鹿が立ち寄れな…
ここの野草園は傍のヒュッテが世話をしています。近くに白駒池があるので観光客はそちらへ行かれるので、ここの野草園は知る人ぞ知る花の穴場になっています。いつ行っても訪問客はほとんどなくゆっくり山野草が観察できます。入園の協力金は100円です。…
八千穂高原自然園に隣接する花木園を訪れました。ここは園全体を以前からフェンスで囲っていますのでシカの食害を免れた多くの山野草があちこちで花を咲かせています。今日の様子です。<写真をクリックすると拡大されます> (↑上の写真)左=花木園入口、…
天気のはっきりしない日でしたが、観察の時は、偶然晴れ間に恵まれました。ここではシカの食害でほとんど花は食べられてしまっていますが、フェンスで囲われた二か所の柵内では山野草が咲き乱れていました。なかなか観察できないトモエソウはシカの食害から…
小石川植物園は、3代将軍徳川家光公の時(1638年)に麻布に造られた御薬園が始まりで、8代将軍吉宗公の時(1683年)小石川に移転され、現在とほぼ同じ約15万㎡に拡張、本格的に整備されました。翌年に養生所も開設され、井戸も整備されました。…
暑い日差しの中、薬草園を訪れました。訪問客はほとんどなくゆっくり観察できました。木陰のある林もありますので、大丈夫です。この時期でしか見られないカワミドリ、ニンジンボク、ミソハギ、タバコの花が咲いています。今日の様子です。 (↑上の写真)左…
第2の梅雨を思わせる天候も明けて、夏空が広がりました。日陰を選びながら街中自然観察をしました。園芸種や外来種が幅を利かせていました。今日の様子です。 (↑上の写真)左=夏空が広がる多摩地区、中=サルスベリ(白花)と右=(赤花) サルスベリ(百…
都立小宮公園はJR八王子駅北口からバス10分、八王子郵便局前下車徒歩8分でサービス・センターに着きます。公園の周囲は里山(丘)で囲まれ、中心部は谷になっており、小川もあり、弁天池に流れています。ウバユリが咲きはじめ、オオバギボウシ、ヤマユ…
野辺山高原平沢峠から登る飯盛山(1643m)に登ってきました。隣の見晴台だったところには大盛山という標識が立てられていました。大森山ではなく大盛山であるところが楽しいです。以前地元の方が言っておられました。飯盛山の飯は大盛に盛れよ、というこ…
野辺山平沢峠の獅子(しし)岩を訪れました。飯盛山の登山口になっていますが、フェンスで獣害から保護されるようになって数年。山野草が復活してきました。今日の様子です。(写真をクリックすると拡大されます。) (↑上の写真)左=平沢峠標識、中=ナウ…
美しの森は、諸国の神々が瑞穂の国の中ほどにあるここ斎の杜(いつくしのもり)に年に一度集まり国を治める話し合いをしたということですが、斎の杜がいつしか美し森と呼ばれるようになったという謂れのあるところです。傍の湿地では、九輪草が咲き終わり、…
台風接近ですが、曇り空で、気温も平年並みということで、出掛けました。この時期、自然の中では、山野草の花は少なく、期待するのは無理なことです。しかし、万葉植物園でタシロランが観察できたのは、とっておきの収穫でした。今日の様子です。 (1)武蔵…
ここは博物館といっても博物館の建物があるわけではありません。緑の森そのものを博物館としています。6月はヒメザゼンソウがここでの売りです。今日がその最後の日でした。最後の花が咲いています。そのほか、この花の少ない時期にオカトラノオ、チダケサ…
(長野県)冨士見パノラマリゾートの山麓駅(標高1050m)からゴンドラに乗って山頂駅(標高1780m)で下りると天空の花園という感じの「入笠(にゅうかさ)すずらん山野草公園」です。ニッコウキスゲやマイヅルソウなどが迎えてくれます。珍しい釜無…
梅雨明けが間もなくの今日、南アルプス北端の入笠山麓にある入笠湿原(標高1734m)を訪れました。(日本)スズラン群落地では、スズランが満開、レンゲツツジも満開、クリンソウは満開を過ぎたところでした。アヤメ、ウマノアシガタなどこの時期ならでは…
JR青梅線東青梅駅北口から徒歩15分。ここのしょうぶ公園はよく手入れがされており、ハナショウの解説にボランティアの方が大勢参加されていています。個人でも丁寧に解説してくださいました。各種ハナショウブが満開です。今年、まだハナショウブをご覧…