野楽力研究所

近くの自然で野楽力を高めましょう

2019-01-01から1年間の記事一覧

都民の森・・・令和元年8月13日

鞘口峠(さいぐちとうげ)から回廊の路を通って三頭大滝に出ようとしましたが、路が整備されておらず、案内図が役立たずでした。野鳥観察小屋の下からは、花も出てきて、ホッとしました。そこまでの回廊の路は鹿の食害からか、花が全くなく、人とも会わず、…

霧ヶ峰車山肩・・・令和元年8月5日

陽当りでは汗が出ますが、日陰では、涼しさを感じます。長袖シャツでハイキングしました。 (上の写真)左=車山を望む、中=ニッコウキスゲ、右=ニッコウキスゲの咲く風景 ニッコウキスゲ(日光黄萓)はユリ科。命名には簡単ではない、いわれがあるようで…

霧ヶ峰八島湿原・・・令和元年8月5日

八島湿原を一周、約2時間歩くとたくさんの花に出会えます。八島湿原をビジターセンターを起点に右回りでも左回りでもいいと思います。今回は湿原を左手に見る右回りをしました。暑い日でしたので、途中のヒュッテで休憩し、丁度真ん中あたりの「山小舎の灯…

入笠すずらん山野草園・・・令和元年8月4日

入笠山に登るには、乗用車の入山規制がありますので、一般的にはゴンドラを利用します。ゴンドラを降りたところが山野草園になっていて、多種類の山野草が自然の雰囲気で植えられています。恋人の聖地と言われる展望台があり、八ヶ岳の広い裾野が広がります…

入笠湿原・・・令和元年8月4日

入笠湿原バイケイソウを見ようと思ったのですが、ちょっと遅かったかも知れません。それでも何株かを見ることができました。 (上の写真)左=バイケイソウ、中=ノハナショウブ、右=カラマツソウ バイケイソウ(梅蕙草)はユリ科。バイケイソウとコバイケ…

入笠山お花畑・・・令和元年8月4日

入笠山登山口のお花畑を訪ねました。ヤナギランの名所でしたが鹿の食害に遭ってから数が減ってしまいました。電気柵で囲われてからは多少復活したようです。この時季、花の咲き初めで、花に勢いがあり、とても綺麗です。ヤナギランは、ここでは咲き初めたば…

御岳山(奥多摩)・・・令和元年7月22日

梅雨明けが間もなくというので、奥多摩の御岳山(みたけさん)を訪れました。ロックガーデンでは、ギンバイソウが満開です。葉の形が特徴的だったので、初めて訪れた時に印象に残っています。ヤマユリはまだ蕾で、例年より開花が遅いようです。 (上の写真)…

科博附属自然教育園・・・令和元年7月20日

白金台の自然教育園を訪れました。ここは、いつ訪れても素敵な花に出会えるのがうれしいです。今日はマヤラン・サガミランがお奨めでした。 (上の写真)左と中=マヤラン、右=サガミラン マヤラン(摩耶蘭)はラン科。神戸市摩耶山で最初に発見されたので…

一橋大学構内・・・令和元年7月18日

国立市に所在の一橋大学構内の自然を訪ねました。 (上の写真)左=ヤブカンゾウ、中=ヒメヤブラン、右=アメリカオニアザミ (上の写真)左=ヤブミョウガ、中=ヒオウギ、右=ワルナスビ ワルナスビ(悪茄子)は、ナス科。明治39年に千葉県成田市の御料…

富士山奥庭から五合目まで御中道を歩く・・・令和元年7月12日

下界は梅雨空が続いていましたが、五合目から上は、好天気に恵まれ、赤茶けた山頂を仰ぎながら、御中道を歩きました。森林限界の足元には、季節の花が咲いていました。 (上の写真)左=コケモモ、中=シロバナノヘビイチゴ、右=ベニバナイチヤクソウ コケ…

高尾山・6号路・4号路・蛇滝・・・令和元年7月10日

<今後、写真をクリックすると拡大されるようになりました> 久しぶりに晴れ間が出るというので、6号路のシダと蛇滝のイワタバコを観察に行きました。6号路では、見知らぬシダを観察中に、昔若かった女性から声を掛けられ、キヨスミヒメワラビというのだと…

城山・津久井城跡・・・令和元年7月6日

城山(しろやま)は津久井湖を望む山で、ここに鎌倉時代、三浦氏の一族、津久井氏によって山城が築かれ、その後、北条氏の支城となり、北条氏と共に滅びたそうです。この時季、ここはシダの宝庫で、シダを観察したい人は、ぜひこの時季に、お出で下さい。津…

都立薬草園・・・令和元年6月30日

今年の梅雨は、梅雨らしい本格的な梅雨ですね。6月も今日が最後ということで、雨に降られるのを覚悟で出かけました。いろいろな花と出合いました。 <上の写真>左=オオバギボウシ、中=ウツボグサ、右=イブキトラノオ オオバギボウシ(大葉擬宝珠)はキ…

高幡不動尊・・・令和元年6月21日

<写真をクリックすると拡大されます> 京王線高幡不動駅前の高幡不動尊は6月30日まで「あじさい祭り」をしていて、色とりどりのアジサイが花の競演をしています。綺麗なアジサイの花のいくつかを紹介します。 (上の写真)左=仁王門<室町後期の建築・…

小石川植物園・・・令和元年6月20日

小石川植物園は、丸の内線茗荷谷駅下車徒歩15分。今日は、木の花や実を中心に見回りました。温室の改修工事はまだ完成していません。 (上の写真)左=ケンポナシ、中=シナウリノキ、右=チシャノキ (上の写真)左=メンデルのブドウの木、中=ニュート…

多摩森林科学園・・・令和元年6月14日

<写真をクリックすると拡大されます> この時期、山野草の花はほとんど見られません。ここでも申し訳なさそうに、しかし、大きい顔で、アジサイ、ドクダミ、遅れたノアザミが咲いていました。この雨を喜んでいるには、シダ植物でしょう。常緑のシダをはじめ…

さいたま緑の森博物館・・・令和元年6月13日

ここは、博物館と言っても緑に囲まれた森のことを言ったものです。植物を他から移植するなどを一切していませんので、もともとの植物のみです。そのため、山野草の種類は少なく、今の時季は、ヒメザゼンソウ以外、目立ったものはありません。皆さん、ヒメザ…

(御岳山)長尾平・岩石園・綾広の滝・神苑の森・・・令和元年6月4日

<写真をクリックすると拡大されます> 奥多摩の御岳山では、ガクウツギが満開で、その花から発する青い香りが谷筋・山道を包み、さながら森林浴に浸っているようでした。ガクウツギの装飾花は香りませんが、花に鼻を近づけると青い香りという表現がぴったり…

科博附属自然教育園・・・令和元年6月1日

JR目黒駅下車、白金台の自然教育園を訪ねました。花の少ない時期ですが、自然はいつでも訪ねた人を歓迎してくれます。今日は、アサザが鮮やかな黄色い花で、ノハナショウブは紫色の花で迎えてくれました。トリアシショウマも満開でした。 (上の写真 左=…

府中市浅間山・・・令和元年5月30日

浅間山(せんげんやま)は五月の連休には、ムサシノキスゲ、キンラン、ギンランが花盛りです。地元の保存会の方々によるお披露目まつりもされます。それが終わって、今日は、静かな浅間山です。これからイチヤクソウが尾根筋に咲きますので、それを楽しみに…

東京薬科大学植物園・・・令和元年5月8日

<写真をクリックすると拡大されます> 平山城址公園の南東に隣接しています。以前は平山城址公園内の遊歩道から大学に入れましたが、今はフェンスができ、左に登って警備員のいる入口で断って入るようになっています。そこから徒歩2分で植物園です。春から…

東京都薬用植物園・・・令和元年5月6日

<写真をクリックすると拡大されます> ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)が満開です。カラタネオガタマは2分咲き。キンラン、ササバギンラン、フタリシズカもたくさん咲いています。また、ケシ栽培園外側フェンス開放は5月18日(土)まで。特別内側フェンス…

オオムラサキセンター農村公園・・・令和元年5月3日

<写真をクリックすると拡大されます> オオムラサキセンターは中央線日野春駅下車徒歩8分。農村公園は農村の風景を留めるように里山と谷戸の自然が保護されています。気候は、東京より3週間ほど遅れていますので、若芽が伸び始めたという感じです。 (下…

図師小野路歴史環境保全地域・・・平成31年4月24日

<写真をクリックすると、写真が拡大されます> ここ図師小野路(ずしおのじ)は里山に囲まれた谷戸の自然が保全されているところとして東京都より歴史環境保全地域に指定されているところです。アクセスは、多摩センター駅または鶴川駅より、本数の少ないバ…

神奈川県立東高根森林公園・・・平成31年4月21日

<写真をクリックするとその写真が拡大されます> 好天気に恵まれ、気温も上がり、草花が勢いづきました。ニリンソウ、ヤマブキソウが満開を過ぎ、オドリコソウが満開、ホウチャクソウ、ワスレナグサはこれからです。お奨めです。 (下の写真)左=エビネ。…

平成31年4月19日・・・国営 ひたち海浜公園

<写真をクリックするとその写真が拡大されます> ひたち海浜公園では、現在ネモフィラという草花が満開で、みはらしの丘は全面鮮やかに薄青色です。ネモフィラは和名を瑠璃唐草というムラサキ科の草です。花の色は瑠璃色といった方がいいかもしれません。ひ…

平成31年4月18日・・・多磨全生園

<写真をクリックすると拡大されます> 多磨全生園(たまぜんしょうえん)を訪れるのは、初めてです。誰でも断りなく、自由に入ることができるそうです。園内は広大で約36ha(約10万坪)、昭和23年に緑化として桜の木を約600本植えたそうです。そ…

平成31年4月15日・・・清春芸術村の桜

<写真をクリックすると拡大されます> 清春芸術村は、吉井画廊の吉井長三氏が、小林秀雄、東山魁夷氏らと共に昭和53年、ここを訪れ、桜のすばらしさに魅了されたそうです。その後、昭和55年に吉井氏が芸術家育成の場としてアトリエ清春荘をここに創設、…

平成31年4月15日・・・神田(しんでん)の大糸桜

神田の大糸桜は樹勢の衰えが目立ち、毎年北風を防ぐ防風ネットを高くしています。北側の防風林は背が高くなりました。この大糸桜は、エドヒガンの変種だそうです。この付近の長寿の桜は、どれもエドヒガンで、大糸桜は樹齢400年といわれています。地元の…

平成31年4月14日・・・山梨県実相寺の神代桜

日蓮宗実相寺の神代桜は、日本武尊が東征の折、この地に留まり、その時に植えたものと伝えられています。エドヒガンの古木で、国の天然記念物に指定された大正時代に比べて、樹勢が衰えています。それでも風格は、なかなかのものです。 (下の写真)どれも神…