野楽力研究所

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入笠山お花畑・・・令和元年8月4日

 入笠山登山口のお花畑を訪ねました。ヤナギランの名所でしたが鹿の食害に遭ってから数が減ってしまいました。電気柵で囲われてからは多少復活したようです。この時季、花の咲き初めで、花に勢いがあり、とても綺麗です。ヤナギランは、ここでは咲き初めたばかりの感じです。

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(上の写真)左=お花畑、中=ヤナギランの全体、右=ヤナギランの花アップ

 ヤナギラン(柳蘭)はアカバナ科。葉が柳の葉のようなので名づけられたということです。秋には、結実し、綿毛を飛ばすことになります。根でも増えるので、群落をつくるということです。

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(上の写真)左=キリンソウ、中=シモツケ、右=シモツケソウ

 キリンソウ麒麟草)はベンケイソウ科。牧野植物図鑑によると麒麟草と名づけられた理由は不明という。湯浅浩史著「花おりおり」では、黄輪草といった方がピッタリではないかと提案されている。アキノキリンソウは花穂が立ちのぼり、キリンの首を思わせることもありますが、この花については、平べったい花のつき方なので黄輪草の方がいいように思いますが、どうでしょうか。 

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(上の写真)左=ウツボグサ、中=カラマツソウ、右=コオニユリ

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(上の写真)左=キバナノヤマオダマキ、中=コバギボウシ、右=ハクサンフウロ