野楽力研究所

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神代植物公園・・・平成31年3月5日

 青空の広がった暖かな一日。神代植物公園を訪れ、春の妖精といわれる山野草の花を愛でました。フクジュソウは終わっていましたが、梅林は満開でした。椿・さくらまつりは3月12日~4月14日。

(下の写真)左=園内の花の売店。中、右=キクザキイチゲ(菊咲一華)。花びらのように見えるのは花弁ではなく、萼ということです。もともと花のすべての器官は、葉から変化したものですから、萼が花弁になっても不思議ではありません。雄しべが花弁に変化して八重になることは、桜をはじめ、よくあることですね。八重の花では雄しべが花弁や葉に先祖返りの途中のものが見られることがあります。

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(下の写真)左、中、右ともユキワリイチゲ(雪割一華)との表示。雪割一華と菊咲一華とは花がよく似ていて一目見ただけでは区別がつきませんね。根生葉(根際の葉)があると区別がつきます。ミツバのような葉をしているのが雪割一華で、菊の葉のようなら菊咲一華。

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(下の写真)左=梅(薄色縮緬)園内で満開に咲いている木がありました。中=そのウメのアップ写真。右=梅園の様子。早く咲きはじめていた梅は散ってしまっていましたが、次々に咲いて、ようやく梅園という雰囲気になりました。神代小橋からの梅園の眺めです。

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(下の写真)左、中=サンシュユ、今が満開。右=オニシバリ(鬼縛り)ジンチョウゲ科。夏には葉を落とすので、ナツボウズ(夏坊主)ともいわれます。繊維が長くしなやかでえだが折れないというので、鬼を縛るのに良いということだそうですが、実験できないのが残念です。

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(下の写真)温室のベコニアです。いつもきれいに咲いています。

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(下の写真)温室のスイレンの花。今はどの株も花をつけています。

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(下の写真)温室のブーゲンビリアの大きな花。

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