冬ぼたんを見に、徳川家康公、吉宗公、慶喜公を祭神とする上野東照宮へ行きました。ここの牡丹は、寒牡丹ではなく、冬牡丹というそうです。二期咲きの品種を温度管理し、ふゆまで開花を遅らせたものが寒牡丹で、開花率が低いそうです。それに対して、ここの冬ぼたんは、春から夏を寒冷地で過ごさせ、開花を抑制し、冬に咲くようにしたものということです。
(下の写真)左=ぼたん苑入り口、中=五重塔を背景に苑内風景、右=菰が囲む牡丹の様子
(下の写真)左=島大臣(しまだいじん)、中=御国の旗、右=聖大(せいだい)
(下の写真)左=扶桑司(ふそうつかさ)、中=日暮(ひぐらし)、右=鎌田藤
(下の写真)左=島津紅(しまづべに)、中=新国色、右=紫紅殿(しこうでん)
(下の写真)左=黄冠、中=紫晃(しこう)、右=世々の誉(よよのほまれ)
(下の写真)左=花遊び、中=太陽、右=連鶴
(下の写真)左=東照宮、中=寛永寺五重塔=もとは東照宮五重塔でしたが、明治の神仏分離令による破壊を免れるため、当時の宮司が寺である寛永寺に所属替えさせたものといわれます。この五重塔は寛永16年(1639年)再建されたもので、昭和33年(1958年)管理しきれないということで寛永寺から東京都に移管され、上野動物園内で見ることができます。 右=苑内紅梅、四分咲きという感じ。