本年最後の自然観察に川崎市緑化センターへ出かけました。「春の七草展」が行われているのと椿の花を見ることが主でしたが、アガベ・ベネズエラというリュウゼツランを小形にしたような植物の花も見ました。この花は60年から100年に1度しかさかないということです。偶然その花を見させてもらいました。当緑化センターはJR宿河原駅から東へ徒歩5分。
緑化センター入口 展示の「春の七草」盆栽
白藪椿 赤腰蓑
春の七草は、正月七日にお粥に入れて食べますが、「せり、なずな、おぎょう(ハハコグサ)、はこべら(ハコベ)、ほとけのざ(タビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)、これぞ七草」は、左大臣四辻喜成が詠んだものといわれています。
秋月 白拍子
不老庵 匂吹
乙女 数寄屋
菊月 富士の森
珍しい赤いユーカリの花 イイギリの実
アガベ・ベネズエラはリュウゼツラン科。別名和約で「小形世紀植物」ということのようで、リュウゼツランを小形にした感じです。メキシコに分布し、60年~100年に一度花を咲かせるそうです。今回見られたのは偶然?花弁は無く、雌しべと黄色い雄しべだけが集まった花。11月25日に咲き始めて今日は終りの状態です。