野楽力研究所

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青梅市立「吹上しょうぶ園」・・・令和6年6月5日

 吹上しょうぶ園では6月23日まで「吹上花しょうぶまつり」を開催しています。入場料200円ですが、今日はまだ咲き揃っていないということで無料でした。それでも結構見応えがありました。2、1haの敷地に250種類以上の品種がとてもよく管理され、品種ごとに名札がきちんとつけられています。1時間ほどで鑑賞できます。テント張りの無料休憩所も設置されています。花しょうぶは、まだまだこれからが見頃のようです。今日の様子です。(JR東青梅駅から徒歩15分です。晴れた日には日傘が必要です)

(↑上の写真)左=公園入口の様子、中と右=ハナショウブが植栽されている様子 

 ハナショウブについて園内解説板によると「ハナショウブの原種ノハナショウブは北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島中国東北部、シベリア東部に分布するアヤメ科アヤメ属。ハナショウブがいつから栽培されるようになったかははっきりしませんが、ハナショウブらしきものが、鎌倉時代慈円が著した「拾玉集」に載ったのが最初と言われます。花しょうぶが園芸品種として楽しまれた最初の記録は延宝9年(1681年)水野元勝が著したわが国最初の園芸書『花壇綱目』に記載されています。現代見るハナショウブは日本の山野に自生するノハナショウブをもとに、江戸時代中期以降に積極的な改良がおこなわれ、発達を遂げた伝統園芸植物です。現存する品種数は2000種を超えます(日本花菖蒲協会の花菖蒲の登録数は5444品種)」(一部翻案)ということです。Web「東京新聞」によると、ここで展示されている品種は250種、3000株ということです。

(↑上の写真)左=初紫(はつむらさき)、中=雷雲、右=青根(あおね)

(↑上の写真)左=和田津海(わだつみ)、中=加茂千歳(かもちとせ)、右=松虫

(↑上の写真)左=紫の台(うてな)、中=出羽の里、右=萩小町

(↑上の写真)左=日の丸一号、中=日の丸二号、右=園内の様子

(↑上の写真)左=月の浜辺、中=白山吹、右=竜眼

(↑上の写真)左=金冠、中=長生殿(ちょうせいでん)、右=蝦夷紫(えぞむらさき)

(↑上の写真)左=蛇の目傘、中=葵形(あおいがた)、右=揚羽(あげは)

(↑上の写真)左=伊勢路の春、中=白仙、右=霓の巴(にじのともえ)

(↑上の写真)左=妙義の森、中=朝戸開(あさとびらき)、右=五三の雪

(↑上の写真)左=峰の雪、中=朗風、右=晴れ間の響