野楽力研究所

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都立植物多様性センター・・・令和6年2月24日

 小雨が降り続いていました。その中休みの晴れ間に都立植物多様性センターを訪れました。小雨と共に気温も低く、春が遠のいてしまったようなのでスプリング・エフェメラル達は花を咲かせているか心配でしたが、健気に小さい花を咲かせていました。今日の様子です。

(↑上の写真)左=西門入口、中=正門から見た情報館、右=石灰岩地の様子

(↑上の写真)いずれもセツブンソウ(節分草)

(↑上の写真)いずれもユキワリイチゲ(雪割一華)

(↑上の写真)左=フクジュソウ福寿草)、中=フクジュカイ(福寿海)、右=ミチノクフクジュソウ陸奥福寿草

 フクジュソウ福寿草)はキンポウゲ科フクジュソウ属。本年度新たに掲出された案内板によると「このフクジュソウ園にはフクジュソウ、ミチノクフクジュソウ、両種の交配種である福寿海の3種のフクジュソウが植栽されています。花は晴れた日の気温が高い日のみ開花します。雨や気温の低い日になると花は閉じています。開花が終わり果実をつけた後は地面の中で過ごし、次の春まで姿を現しません(夏から秋は休眠中)。フクジュソウは萼片の長さが花弁と同じです。ミチノクフクジュソウは萼片の長さが花弁の半分程度。萼片は5枚。福寿海はフクジュソウとミチノクフクジュソウの交配種で園芸品種。萼片の長さが花弁より少し短い。」と、あります。