野楽力研究所

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国立昭和記念公園・・・令和6年1月29日

 春が待ち遠しい、ということで、節分の日に咲くということが言われるセツブンソウ(節分草)が咲き始めているか見に行くことにしました。月曜は休園日ですが、先週休園が続いたので、今日は開園日となりました。節分草は、数株やっと咲いたという感じです。これから日に日に見栄えよくなっていくと思われます。2月3日には沢山開花していることと期待されます。また、早咲きの梅も綻び始めました。ぜひご覧いただき、春を感じていただきたいと思います。昭和記念公園の今日のようすです。

(↑上の写真)左=西立川口入口、中=メタセコイアの木の様子、右=メタセコイアの雄花序の様子

(↑上の写真)=いずれも紅梅、左=錦光(きんこう)、中=八重寒梅(やえかんばい)、右=大盃(おおさかずき)

(↑上の写真)=いずれも白梅の八重寒梅(やえかんばい)、ただし、中=「思いのまま」の遺伝子が入っているかも知れません。

(↑上の写真)=いずれもソシンロウバイ(素心蝋梅)

(↑上の写真)=いずれもセツブンソウ(節分草)花を咲かせてみた、という感じ。

(↑上の写真)左=アブラナ(油菜)、中=スノードロップ(待雪草)、右=ナルキッスス

 スノードロップヒガンバナ科マツユキソウ属。和名はマツユキソウ(待雪草)。『APG牧野植物図鑑』によると「南ヨーロッパコーカサス原産、昭和初期に渡来し観賞用に栽培される小形の秋植え球根。花は白色で外側に3枚の花びら(外花被)が長くあり、その内側には小さな花びら(内花被)があり、先端近くに緑斑が入る。花は冬から春、ということです。サムイル・マルシャーク作『森は生きている』は待雪草(スノードロップ)にまつわる児童用戯曲でした。上演されることが多く、広く小中学生に親しまれています。白雪姫に似たところがあります。意地悪老婆と娘にこき使われますが、明るく朗らかに言いつけに従う、ままむすめ(継娘)が主人公。女王が、冬なのに待雪草を新年のお祝いの花として所望し、早速、採ってくるようにお触れが出され、褒美として待雪草を入れて来た篭に同量の金貨を与える、ということで物語が展開します。森の中で各月の精たちの援けで、継娘が待雪草を手に入れ、王女から褒美をもらうと同時に、森の各月の精からも激励の品をもらい、老婆と娘は犬になって継娘に使われるようになるストーリーでした。南ヨーロッパでは春の先駆けとして喜ばれる花のようです。花言葉は「希望」「慰め」「切ない恋愛」とあります。

(↑上の写真)左=こもれびの里入口、中=ピラカンサ、右=キンカン(金柑)

(↑上の写真)左=日本庭園入口、中=日本庭園の風景、右=盆栽苑入口

(↑上の写真)いずれも盆栽苑にて、左=大輪緋梅、中=故郷の錦、右=大湊

(↑上の写真)いずれも盆栽苑にて、左=ブッシュカン(仏手柑)、中=ゴヨウマツ(五葉松)、右=琉球アセビ(馬酔木)