野楽力研究所

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航空公園の蝋梅園・・・令和5年2月7日

航空公園は明治44年(1911年)徳川大尉が日本人が初めて飛行機(複葉機)を操縦して飛び立ったところを記念してつくられた公園です。その一角にロウバイ園(蝋梅園)があります。園内の説明板によるとソシンロウバイとマンゲツロウバイが植えられているということです。しかし、交雑が進んで区別がしにくいのが現状ということです。どちらの花も満開ですが、まだ蕾もあります。今日の様子です。

(↑上の写真)左=航空公園シンボルの造形、中=YS11、右=飛行場だったことの説明

(↑上の写真)左=滑走路だった所が公園に、中=蝋梅園、右=蝋梅園の中の様子

(↑上の写真)どれもソシンロウバイ=花弁の先が丸みを帯びている。

(↑上の写真)左=ソシンロウバイとマンゲツロウバイの説明板、中と右=ソシンロウバイだが花弁の竹へらのように先がとがり、原種ロウバイの雰囲気を残すもの。ソシンロウバイ(素心蝋梅)は子房の周囲の花弁がロウバイのよう紅褐色に色づいてないものをいいます。

(↑上の写真)どれもマンゲウロウバイ。初めのころの解説では芯が素心のようでなく赤く丸くなって紅褐色に色づいているものを月に見た立ててマンゲツロウバイ(満月蝋梅)と名づけられていました。今回の園内解説板ではその点には触れていません。

(↑上の写真)マンゲツロウバイだが、花弁の先がとがり原種ロウバイの雰囲気を残すもの。園内説明板によると(原種)ロウバイは植栽されていないということですが、左のものはロウバイではないかと思われます。

(↑上の写真)どれも八重寒紅(彩翔亭にて)

(↑上の写真)どれも八重野梅(彩翔亭にて)

(↑上の写真)左=彩翔亭、中=カンツバキ、右=ネズミモチの実

 彩翔亭は前庭が日本庭園になっているお茶処となっています。