秋晴れの中、神代植物公園を訪れました。「秋のバラフェスタ」は10月30日まで。菊花大会は10月29日~11月20日。温室は一年中楽しめます。今日の様子です。
(↑上の写真)左=入口のコスモスに囲まれた女性像、中=マルバフジバカマ、右=シラヤマギク(残花)
マルバフジバカマ(丸葉藤袴)は、キク科 アゲラティナ属。ウィキペディアによると「北アメリカ原産の多年生草本。マルバフジバカマは有毒成分トリメトルを含んでいるためシカは食べないが、他の草花を食害し、食べ残されたマルバフジバカマはいよいよ増殖することになる。また、牛がこれを食べると肉や牛乳に有毒成分が混入し、それらを食べたヒトはミルク病に罹り、死に至るといわれている。マルバフジバカマを食べたウマ、ヒツジ、ヤギなども同様の食中毒を起こす(一部翻案)」ということです。今までここに、この植物が生えていることは知っていたのですが、すっかりヒヨドリバナと思って見過ごしていました。今回、頭花を改めて見ると、どうもヒヨドリバナと違うと思い、調べたところマルバフジバカマでした。少しも丸葉の感じでなく、葉もフジバカマのような3深裂の葉でなく、ヒヨドリバナと同じような広披針形ですので、どうしてこういう紛らわしい名前を付けたのか疑問ですね。マルバフジバカマは外来種で、ウィキペディアの情報が本当なら、ミルク病を発症させる怖ろしい有毒植物ということです。神代植物公園では園内のあちこちで増えていますが、園外への逸出は大丈夫でしょうか。
(↑上の写真)左=フユノハナワラビ、中=テンニンソウ(残花)、右=ツワブキ
(↑上の写真)左=ホトトギス、中=ワレモコウ、右=フサフジウツギ(ブッドレア)(残花)
【↓下の写真・バラ園にて・・・各種バラ】
【↓温室にて】
<↓温室全景とハイビスカス>
<↓カトレア>
<↓ベゴニア>
【↓ダリア園】