高尾山を訪れました。ケーブル乗車口や山頂に最後の紅葉が見られましたが、すっかり葉を落としている樹々が目立ちました。これからは、シダ観察が楽しみです。シダはいつでも観察できる興味尽きない植物です。4億年前恐竜以前の時代から存在し、地球の寒冷化と乾燥化にともなって小さくなったということです。6号路には高尾山のシダが集中して生えています。今日の様子です。(6号路は例年通り29日まで登りだけの一方通行です)
(↑上の写真)ケーブルカー乗り場付近の紅葉の様子
(↑上の写真)6号路の様子
(↑上の写真)6号路琵琶滝と6号路周囲の様子
(↑上の写真)左と中=高尾山頂の様子、右=もみじ台の様子
(↑上の写真)左=シダの生える法面、中=ヤマイタチシダ、右=イノデ
(↑上の写真)左=オオバノイノモトソウ、中=ジュウモンジシダ、右=リョウメンシダ
(↑上の写真)いずれもベニシダ、左=ベニシダの葉、中=一番下の小羽片の形が特徴、右=葉身の裏の胞子嚢(ソーラス)の特徴あるつき方
(↑上の写真)左=イワガネゼンマイ、中=イワガネゼンマイの羽片の葉脈、右=ミゾシダ
(↑上の写真)左=フモトシダ、中=フモトシダの胞子嚢の特徴、右=ヤブソテツ
(↑上の写真)左=ウラジロ、中=ウラジロの葉裏が本当に白い様子(ウラジロは稲荷山コースへ入ったところ)、右=オニヤブソテツ
(↑上の写真)左=ホソバカナワラビ、中=ハカタシダ、右=ゲジゲジシダ
(↑上の写真)左=ガマズミの実、中=ミヤマシキミの蕾、右=ミヤマシキミの実(ミヤマシキミは花と実が同時に見られます)