野楽力研究所

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オオムラサキセンター農村公園・・・令和2年6月4日

 オオムラサキセンター農村公園は、中央本線日野駅から長坂方面へ徒歩10分。特に珍しい山野草などの自然を保護するというより農村風景を現出していて、ゆったりと心が洗われます。「孰れがアヤメかカキツバタ」と言われるカキツバタ、花弁に綾目模様が無く、白い嘴(くちばし)形の斑紋が見えるので、アヤメと区別できます。

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(↑上の写真)左=カキツバタ、中=キショウブ、右=スイレン

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(↑上の写真)左=コウホネ、中=オオマムシグサ、右=クサノオウ

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(↑上の写真)左=ナワシロイチゴ、中=コウゾ(雌花)、右=ヤマグワ

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(↑上の写真)左=イボタノキ、中=ウコギ(花の終わり)、右=ノイバラ(花の終わり)

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(↑上の写真:風景三選)左=水車小屋、中=オオムラサキセンター入り口、右=山羊のいる木陰

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(↑上の写真:ちょっと気になるもの三選)左=シュスランの仲間?、中=イチヤクソウ(蕾)、右=帰化植物ヒメイワダレソウ

 シュスラン(繻子蘭)?(はっきり同定できませんが、珍しいので)はラン科シュスラン属、かなり珍しいのではないかと思います。葉の様子が繻子のようにも感じます、花はランのようではないが、どうでしょうか。イチヤクソウ(一薬草)は、内生菌根と共生することで栄養を得る菌根植物ということで、間もなくの開花が楽しみです。ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)は園芸植物が逸出したものと思われます。散策路にかなりびっしり生えていました。Webによると、耐寒性や耐暑性に優れているほか、耐踏圧性もあることから、グランドカバーに利用されます、とのことです。根は50cmの深さにもなるということですから、除去するのは、大変なことになると思います。この公園では黄菖蒲も逸出し始めているので、農村風景が変わってしまうかもしれませんね。