野楽力研究所

近くの自然で野楽力を高めましょう

谷保天満宮・・・令和4年2月26日

 

 谷保天神亀戸天神湯島天神とともに関東三大天神の一つに挙げられています。もともとは地名通り谷保(やぼ)天神と呼ばれていましたが、南武鉄道(現JR南武線)が開通した時に駅名を「やほ」としたため地名の谷保まで「やほ」と呼ばれるようになったとのことです。谷保天神は資金を募るため目白不動尊の方まで神像を運び、出開帳した時、当時(1800年頃)の有名な狂歌師であった大田南畝が「神ならば 出雲の国に行くべきに 目白で開帳 やぼのてんじん」と揶揄したので一躍「野暮天」が有名になり今日に至っているということです。「野暮」と「谷保」が掛詞になっているんですね。

  今年は立春を過ぎても寒い日が続き、梅がなかなか綻びませんでした。昨日から気温が上がり暖かくなりはじめたので梅園の様子を伺いに訪れました。ここは、早咲き、中咲き、遅咲きの何種類かを数本ずつ植えてあるようでなかなか一斉に咲くという見ごたえは味わえないようです。桜ではないので、そのような淡い咲き方でいいのかな、とも思います。まだこれから咲く蕾もたくさんあります。観賞の合間に売店「てんてんや」の美味しい「白玉しるこ」を味わってください。御奨めです。

  谷保天神で放し飼いされていた鶏(名古屋コーチン)は野ギツネに食べられてしまったということで、今日は見られませんでした。 梅園の今日の様子です。

f:id:noyama_ko:20220226161803j:plain
f:id:noyama_ko:20220226161815j:plain
f:id:noyama_ko:20220226161832j:plain

(↑上の写真)左=天満宮二の鳥居、中・右=紅梅

f:id:noyama_ko:20220226161917j:plain
f:id:noyama_ko:20220226161934j:plain
f:id:noyama_ko:20220226161955j:plain

(↑上の写真)左・中=白梅 右=白玉しるこの「てんてんや」

f:id:noyama_ko:20220226162035j:plain
f:id:noyama_ko:20220226162101j:plain
f:id:noyama_ko:20220226162130j:plain

(↑上の写真)どれも紅梅

f:id:noyama_ko:20220226162208j:plain
f:id:noyama_ko:20220226162225j:plain
f:id:noyama_ko:20220226162249j:plain

(↑上の写真)どれも白梅