野楽力研究所

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乙女高原・・・令和2年7月18日

 乙女高原は、中央本線塩山駅から北の山の中、標高1700mにあります。時々雨の降る梅雨空でしたが、午後には青空も見え始めました。花には雨粒が残っていて俯いています。今日の様子です。

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(上の写真)左=青空も見える乙女高原、中=キンバイソウ、右=シモツケ

 キンバイソウ金梅草)はキンポウゲ科キンバイソウ属。深山の草地や林の縁などに生える多年草で花の名は、花の色が黄色で形が梅の花に似ていることによるという。黄色く大きく花びらのように見えるものは実は萼で5〜7個あり(花びらが5・6枚あるように見えますね)、花弁は実は雄しべの周りに立っている線形状の十数個(本か、枚か)ついているものが本来の花びら、花弁ということです。(山渓「日本の野草」、諏訪教育会著「諏訪の植物」、「霧が峰八ヶ岳の植物」より引用、翻案)。理屈はとまれ、青い草原の中に黄色の大きな立派な花が咲いているのは、華やかで素晴らしいです。声をかけてあげたくなります。野楽花言葉「私たちは輝く」「一緒にお散歩行きましょう」「今晩は、和食でないディナーでご一緒ね」。

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(上の写真)左=アヤメ、中=カラマツソウ、右=タチフウロ

 カラマツソウ唐松草)はキンポウゲ科カラマツソウ属。日本各地の山地の草原の生える多年草。花の形が唐松の芽吹きの形にとてもよく似ているところから名付けられたそうです。高原歩きで初めて目にしたときは、「なんと素敵な花」と思いました。葉の様子も爽やかで、草丈も他の草から抜き出て、葉も花も夏の青空に映えて清々しい印象を持ちました。野楽花言葉「高原の爽やかさをお届けします」「高原の青空をご想像ください」「夏の青空に両手を広げ」。

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(上の写真)左=ヒヨドリバナ、中=ヨツバヒヨドリ、右=チダケサシ

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(上の写真)左=ノアザミ、中=ノハラアザミ、右=ノアザミの咲く高原

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(上の写真)左=シシウド、中=ヤナギラン、右=ノコギリソウ

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(上の写真)左=クガイソウ、中=ワレモコウ、右=オミナエシ(これから)