多摩森林科学園は昨年の台風19号の被害のため桜保存園、第3樹木園は、サクラの季節になっても開放できないそうです。第1、第2樹木園だけ開放ですので入場は無料です。ただし、今日現在、開放されているところは、ネザサなど下草がキレイに刈り取られ、山野草で見るものは全くありません。刈り残ったシダなどを写真に収めました。
(↑上の写真)左=ヤマイタチシダ、中=ヤマヤブソテツ、右=リョウメンシダ
(↑上の写真)左=クマワラビ、中=コバノヒノキシダ、右=園内風景
(↑上の写真)左=ソシンロウバイの種子、中と右=モクレイシの実と花
ソシンロウバイ(素心蝋梅)はロウバイ科。ロウバイ(蝋梅)の実を意識して見た人は少ないと思いますが、黒いこんな感じの実なんですね。花と実が同時に見られるので、確認するチャンスです。モクレイシ(木茘枝)はニシキギ科。中華料理の赤い果物ライチは、レイシのことだそうで、沖縄のつるになるニガウリの種子は赤いのでツルレイシ(標準和名)といわれるそうです。モクレイシの種子も赤く、木でもあるのでモクレイシといわれるようになったということです。