野楽力研究所

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平成31年4月14日・・・神奈川県立津久井湖城山公園根小屋地区

 

 <写真をクリックすると大きな写真が楽しめます。>ミミガタテンナンショウがたくさん咲いていました。

(下の写真)左=入口付近の景色。中=ヤマナシ。右=クサイチゴ。

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(下の写真)左=ミミガタテンナンショウ。中=葉が斑入りのミミガタテンナンショウ。右=ウラシマソウミミガタテンナンショウ(耳形天南星)は、サトイモ科。雌雄別株で若い時は雄株で成長すると雌株となるそうです。花と思われる仏炎苞は、花を保護する苞で、苞の中に肉穂花序のミズバショウの仏炎苞の中の花に似た花があります(田中肇著「花の顔」を参照)。

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(下の写真)どれもカントウタンポポで、同じ所に生えていましたが、左=花弁が針状のもの。中=シロバナタンポポとの交雑のようですが、周辺にはシロバナタンポポはありません。右=カントウタンポポ

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(下の写真)左=キランソウ。中=カキドオシ。右=タチボスミレ。キランソウ(金襴草)はシソ科。昔、土葬していた時代に土葬した土饅頭の上にキランソウが生えたので、別名「地獄の釜の蓋」といわれます(菱山忠三郎氏話参照)。地獄の釜の蓋と名づけられたのは、薬効があって、死にそうだった人が、この煎じ薬を飲んで、生き返った(地獄の釜の蓋が閉じられて地獄に行かずに生き返った)というので、名付けられたそうです(インターネット調べ)。しかし、キランソウの名の由来はどうかというと、キランソウの花のつき方や広がり方が、金襴の布の模様を思い出させるから名付けられたそうです(「季節の花300」説)。諸説いろいろあるようです。

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